クラスター感染
クラスター感染とは?
クラスターとは、「集団」という意味です。 つまり、クラスター感染は集団感染という意味になります。
クラスター感染の起きる仕組み
厚生労働省は、新型コロナウイルスに感染した人のうちの約80%は軽症だと発表しています。多くの、特に若者は軽症で済んでしまう場合が多いということです。 若い人は、活動が多い上に、感染しても症状が軽度となることが多く、密室空間などの場所で気づかぬ内に感染を広げてしまいやすく、クラスター感染の一因となっているのではないかとされています。
クラスター感染の起きやすい場所
厚生労働省はクラスター感染の起こりやすい「三条件」を、専門家の意見を聞いた上で発表しています。
・「密室空間であり換気が悪い」
・「手の届く距離に多くの人がいる」
・「近距離での会話や発声がある」
この3条件が揃いやすい場所の例を挙げると、スポーツジム、ライブハウス、屋形船、映画館、満員電車などがあります。
クラスター感染の予防策
先程の三条件に対する対策が重要になってきます。
・「換気の悪い密室空間」には、定期的に窓を開けて換気を行うことなどが考えられます。
・「人が密集する場所」では、人が集まる場所でも距離を保つ
・「近い距離での会話や発声」には、マスクをつけることで唾などの飛散物を抑えることができます。
これらの対策を、若い人たちが行うことで、重症化しやすい高齢者を救うことができます。 企業にも、通勤時間をずらすことや、テレワーク、不要な集会を避ける、といったことを行って貰うことでクラスター感染のリスク回避を期待できます。
参考 厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00011.html
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